経緯
- 先週末の現場がHDMI二本出し必須
- メインがResolume arena じゃない
= TouchDesigner + VJソフト + arena
この構成が重そうなので避けたい・・ - TouchDesignerが1ファイル、1コアしか使わないって噂を聞いた
なんて点から、TouchDesignerでシンプルな簡易版Mac向け2アウトプット用マッピングシステムを作りました。
自分はシステム系弱いので、誰かいい感じにアップデートしてくれると喜びます。
現状判明してる問題
- プルダウンメニューの項目が多くなるとウィンドウから見切れて選択できない
(スクロールバーとか出ない・・) - クロップ範囲/センター位置が結局感覚頼り・・
- ストレッチ機能必須だとは思うけど挙動が想像しにくい
=結果セッティング時にちょっと混乱する - performanceモードへの入り方がめんどくさい
その他実際に使った様子/感想は末尾に記載します。
使い方
一番上の階層でMapper OPを右クリック〜performanceモードに。
(F1でややると出力画面だけしか出ない・・・)
<1>Monitor
0 : PC本体モニター
1~ : 外部モニター
繋いだ順のはずなのでそれぞれ1/2を設定します。
<2>wSize/hSize
出力先サイズです(単位px)。
もし詳細サイズがわからなければ比率さえ合っていれば適当でも大丈夫です。ただし画質に影響するので極力大き目に設定することをオススメします。(ただ大きくしすぎると重くなる・・・)
例
1:2の画面の場合
w540 : h1080
W1000 : h2000
など
<3>Crop Hor/Ver
Hor= Horizontal = 横方向
Ver= Vertical = 縦方向
各切り抜きです。(それぞれ左右/上下対称)
数値が0~1なので下図参照。
ガイドの静止画を表示して目視で調整がオススメ。
<4>centerX/Y
切り抜きのセンター位置。
ここを基準に<3>で指定した範囲を対称に切り抜きます。
<5> syphonソース
syphonでなんか出てればリスト表示されるはず。
<6> Stretch = 引き伸ばしの有無+サイズ
よくある?エラー対策でLEDサイズとプロセッサー/スケーラーの設定がずれてる+直せない時用。
基本Mac繋いだ時の出力サイズは16:9として認識されるので、
エラーが起こるとどうなるかは下図参照。
プロセッサーなどのインプットで設定されてるサイズを指定(ピンク=幅 / ブルー=縦)してあらかじめ引き延ばすことで、プロセッサ側で黒帯/ストレッチなどを効かないようにします。
<7>Fill
フルスクリーン化
これ入れないとOSのツールバーが出ちゃうはず。
<8>OutPut
出力On/Off
<1>〜<4>を複製すれば3outでも10outでもいけます・・・が、MacBookPro4ポートしかないし、3out以上な場合はLEDのハード側で設定してくれる・・・はず。
かなりラフ+シンプルに作ったものですが、欲しい人、改良したい人など、自己責任の範囲内での使用であればご自由に。
ダウンロードは下記より。
ちなみに、
Marriott系列デザイナーズホテルのW Shanghaiで開催のこのイベントで使います(した)。
実際使ってみて・・・
- 結局目視
- スリット分伸びて見える目の錯覚は・・・感覚で
- システムの冗長性って大事
- 予想通りの想定外
こーすりゃ使いやすいんじゃね?って方。
なんとなくイジってみたい方。
親切な方。
改変/修正/デバックetc改良版も共有してくれると喜びます。
ダウンロード
V1.191117
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