この記事は2015年作成のTouchOSCMk1についての記事で2021年現在情報が古い場合があります。
また、現行のTouchOSC(無印)は仕様が変わって全く別appと見た方がいいので参考にならないかも・・・TouchOSC(無印)もなかなか便利そうなので後日記事書きます。

 

Touch OSC、レイアウトまで自作できる便利MIDI appです。
唯一の問題が、Wifi経由の接続だったのでVJ、ショートカット用の機材としてはタイムラグがって問題も下記iOS用のMIDIインターフェースまで使えば、アナログMIDIコンと同様に使えるらしい!!!

てことで、今回は万能MIDiコンとして今後も需要の増えそうなTouch OSCのレイアウト方法。です。


irigmidi2_main_image_718x450_srgb_v7

http://www.ikmultimedia.com/products/irigmidi2/

TouchOSC それぞれのパーツの意味・できること。

なんとな〜〜〜くわかるけどっていうTouch OSCのコントロールパーツの説明をオフィシャルのドキュメントから訳していきます。 TouchOSC | Control reference

LED

いきなり使えないのですが・・・オフィシャルの順に訳していきます。入力MIDI信号の値に準じて明るさが変化する信号。ちゃんと入力きているかの確認用。

Label/Time/Battery

ラベル : ちょっとした注釈用。MIDIの値とかは設定できません。また以降共通ですが〜Vは縦、〜Hは横位置です。 タイム : 時間表示。iPadとかの時間設定に依存。オプションで秒数まで表示可能です。 Battery : まんま充電残量の表示。リモートで使うときとかに以外と重宝します。

オプション

  • OutLine : 枠線の有無
  • Background : 背景色の有無
  • Text : 表示テキスト。枠より長いテキストは枠のサイズ以降は隠されます。
  • Size : 文字サイズ。

Push button

toggleと紛らわしいんですが、押すと1、離すと0と1プッシュで2種類の信号を出してます。toggleは押して離して1/0の1回。Webいじってる人であればPushはMouse down と release、toggleはreleaseのみ、で伝わるかと。

オプション

  • Local feedback : 押した時に光るかどうか。Offにすると反応したかどうかがわからない・・・以下同じオプションは同じアクションです。
  • Y position velocity : onにすると押した時のY軸の位置まで認識するようになります。下記のフェーダーでも似たことができますがPushの場合は離せば0/offになります。

Toggle button

ということでtoggle。 1タップでON(設定した値の最大値へ) もう一度タップでOFF(設定した値の最低値に)

XY pad

左下を起点にXは右端が最大、Yは上辺が最大値。ただしPadの幅縦の比率が違っても(長方形)でもXとYの最大値は同じ。

オプション

  • invert : 値の反転。XY padの場合は左下が最大値に。

Fader/Rotary

クラシックなフェーダーとつまみ系の代わりのロータリー。注意としてデフォルトだとレンジ(最大値)がOSCは"1"、MIDIは"127"です。操作するappのフェーダーの最大値とこれらの値をあわせてあげないと全然動かなかったり、動きすぎたり、問題なかったり・・・予期しない動きをします。

オプション

  • inverted : 値の反転。
  • Centeres : 初期値を中間に。0~1のレンジだと初期値を0.5にするだけでマイナス値を出すわけではありません。
  • Position : Absolute-タップした位置まで値がジャンプします。 Relative- どこからスライドしても現在値からスライドした分だけ加算・減算します。
  • No rollover : ロータリーのみ。最大値/最小値で頭打ちになるか、0→1→0のように繰り返しされるかどうか。チェックをつけると繰り返し"なし"です。

Encoder

見た目かっこいいんだけどイマイチ使い道のわからないパーツ・・時計回りで最大値を、反時計周りで最小値を出力します。オプション無し、レンジ(途中経過の値)の出力無し。ハードからのデータ受信不可。

Multi系

上記のうちPush / Toggle / XY PAD / Fader(縦/横)は複数同時に配置できるMulti版があります。 なおXY PADは5ポイントまで同時認識。MIDIモードではX/Yのそれぞれの位置、タッチしたかどうか(Colorはなんのことか謎…)計15個の項目それぞれに個別のMIDI信号を割り振り可能。

オプション

  • Toggle/Exclusive mode : 一つのみ選択できるようになります。PC側もセレクタで、かつ一つしか選択できないような場合は楽ですが、一つのMulti-toggleで複数のセレクタを横断したり、複数のエフェクタのON/OFFボタンとかに使うとPC側の見た目のフィードバックとTouchOSC側のフィードバックを一致させるのに混乱します・・・
  • Toggles/Controls/Faders : それぞれの数の指定。
長くなったので、実際のレイアウト方法は記事分けます。

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