僕の使用するVJソフト、COGEの開発元のブログで発見したビデオシンセサイザーがなかなか面白そうだったので紹介。
Video synthesizer LUMEN
オフィシャルサイト : lumen-app.com
まぁそもそもビデオシンセサイザーってなんじゃい、っていうお話なので調べてみると、、、英語のWikiいわく、1960年代から作られ始めたビデオアート関連のディバイスのようで”real time performance(リアルタイムパフォーマンス)”に特化している、とのことでVJにぴったり。今販売されているものでもこんなのとかこんなのがあるようです。
で、今回のLUMENは”ソフト”シンセです。
見てる限り、音声信号を波形ベースの映像に変換する機器が多いビデオシンセサイザーですが、LUMENはmac上のappです。もちろん直接プロジェクターなどへのアウトプットもでき、SyphonSource(mac内のappを疑似外部モニターとして認識させるプラグイン)を使えばCOGEを始め外部ビデオ入力に対応したVJソフト内で素材として使うことも可能。
また、アナログスタイルシンセサイザーというだけあって、基本動作が3チャンネルの波形(またはビデオインプット/OSC信号?)を、エフェクターを通してアウトプット。鍵盤代わりにパッドに4つのプリセットを保存でき各キーはフェード可能。。。。とい言っても絵を見ないとわからないと思うので、軽く触った限りは下記の感じ。
波形編集タブはこんな感じ。
波形=グラデーション(またはビデオインプット)を元にリアルタイム生成します。Dual LFOがどこの波形を指してるのか・・など微妙にまだ使いこなせてませんが・・・
あと、BROWSタブを開くとプリセットを見ることもできます。(使いこなせればここまでできるのね〜・・・的な)。
で、このアプリの一番の特徴がPATCHタブ。
アナログ機材のプラグ・ラインを模したパッチシステムで、"チャンネルAの緑の色の箇所をチャンネルBのインプットに"とかどっかの波形の周期と別の周期を同期させるなど。やり始めたらきりがない感じ。
遊びで作ったのはこんな感じ
(買ってないから保存できなかったけど・・・)
MIDIのマッピングができなさそう、などまだ途中感はあるものの、抽象的な絵面は微妙な違いで持っておきたい・・・・けどお客さんから見たらどれも同じに見えてるんだろーなーとか、リアルタイムで生成させてVJ app側でエフェクトかけて〜なんてことに興味ある・・・ってVJにはオススメかも。
あと、つい先日の2016年4月22日ローンチのようで、記事制作時セール中で99$!! 興味のある人は是非是非〜。
無料トライアル版はトップページからダウンロード可能です。
Video synthesizer LUMEN
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