PC版のリリース2021年6月にリニューアルリリースされたTouchOSC(旧版は現TouchOSC Mk1)。試す機会があって有線でMIDI繋ぐのに戸惑ったので実例入れつつマニュアル和訳。
前提
去年?以前のTouchOSC(現TouchOSC Mk1)と現行の現TouchOSC、できることもアップデートされてるしUIからなにから似てるけど別物と考えた方が安心。
そもそもTouchOSCとは?
hexler社が2008年にver1をリリースしたiOS/AndroidでOSC/MIDIを扱う老舗app。用意されてるユニットを使用して自由にUIを組めるデジタルモジュラーコントローラーという扱い。
また当初は無線でOSCが飛ばせるので遅延は出ちゃうものも数少ない無線コントローラーとして重宝(VJ中バーカウンターにお酒取りに行きたくて導入した気がする・・・)、その後有線接続、MIDIの送受信まで対応した痒いところを的確にアップデートしてくれる有能app。
その後遠隔あまり使わない、安い小型MIDIコントローラー増えてきた+中国で買いやすくなったこともあってお蔵入り。雰囲気的にはVJソフトVDMXのControl SurfaceをiPhone / iPad上に組めるイメージ(VDMXにTouchOSCのレイアウト読み込めるみたいだし)。
本題
別記事でやってるビデオシンセサイザー作ってて、ステップシーケンサー機能をコントロールするのに16padのMIDIコンを使ってみたら異様に使いにくい、けどちょうどいいMIDIコンがない。
てことがあって新バージョン出てたの思い出したので新版touchOSCを購入。
Mk1と無印TouchOSC、バージョンアップとかでなく全然別appでさっぱりわからん(やれることは増えてる)。iPad側でUI作れる様になってるし、Mk1使ってたしノリでわかるかと思ったら全然PCに接続できなかったのでこの記事作るに至ります・・・
マニュアルを読もう
基本ここに全部書いてある・・・その上で今回の本題MIDI接続のところをざっくり訳します。
準備
TouchOSCは使用したいiOS端末にapp storeからインストールしうえで、下記二つのソフトを接続するPCにインストールします。
- Protokol : ユーティリティーソフト = 信号の確認用
実際に使用したいVJ/DJソフトでも可。
ただもし接続先ソフトの初心者であれば、問題がソフト側かapp側か判別できない可能性があるのでこのソフトを使うのがおすすめ。 - TouchOSC Bridge : TouchOSCからの信号受信用ソフト
今回Macを使用しますが基本Winでも同じはず。
接続方法
PC側
- TouchOSC Bridgeを立ち上げる
何もでないけどメニューバーに↓のアイコンが出ます。 - Protokolを立ち上げてMIDIタブのEnabledのチェックボックスをつける。
そうすると自動で下図の様にメッセージが表示されるはず。
TouchOSC側
5ヶ所まで同時送信できるようで、オペ案件でarenaとか使う時にネットワークさえ構築しちゃえばメインとバックアップ同一セッティング2台arenaを同時操作できていいかも・・・
確認
あとはVJソフトなりDJ/DTMなり好きに設定すればOK。
TouchOSC、さらに使いやすそうになって良さげ。
あとProtocol ! トラブルシューティングプロトコルっていってるけど、これ本当にトラブった時の信号確認とか地味に面倒だった各種信号の確認一括でできて便利。
あとあとライブコーディングappのKodeLife、シェーダーかけないけどきになるのと、予備の予備に便利なTouchViZは外部出力すると落ちるとか不安定なので頑張ってほしい・・・
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