英語が出来たらすごいのかとうことではないけれど
デザイナーなら英語くらい少しは読めたほうがいいなと思うので
その理由を書いていきます。
(とか言いつつ自分もべつに完璧なわけではないです。)

前にも似た記事書いてるんですがウィキのデータがアップデートされてたので、もう一回書いときます。

サンプルを比較

Steve Aoki 英語Wikipedia
スティーヴ・アオキ 日本語ウィキペディア

DJmag 2014 DJ Ranking でTOP10!!!
Skrillexの一つ下!!!日系アメリカ人なので厳密には日本人じゃないけどあのDuftPunkより上なのに・・・日本語版ウィキペディアのこの惨状・・・EDMはあんまり好みじゃないけど曲はかっこいいのに・・

逆に英語版を見ると…何倍?すごい情報量。
ちょっと差が顕著だったのでサンプルとして出しましたけど、基本デザイン系、Web系の情報量も同じ印象。

インターネット上で使われる言語

comp-infovol-en-jp01 Webページで使われてる言語 / 各言語のインターネットユーザー数(2015年5月版) 日本独特の情報(地域とか、歴史とか、文化とか)はべつとして、基本的にデザインのトレンドに国境がなくなっている昨今、Webなんかは特に海外初の情報・サービスが多くなっています。そうした時に日本語の情報はたった5%、単純計算同じ内容を英語で探せば11.1倍見つかりやすく、11.1倍情報量が多いということになります。

情報のスピード

中国でもよくアシスタントに言っていたんですが、母国語が日本語でも中国語だとしても英語圏発信の情報を母国語で得ようとするということは翻訳された二次情報を探すということです。・・・となると、翻訳されるのに一定の時間がかかります。Gizmodoのように日英2言語以上あるメディアならば多少早いでしょうが(それでも翻訳されない内容もあります。)、デザイン・Web系のようにニッチな情報になればなるほど翻訳される機会は減って発信〜翻訳〜再発信のタイムラグが大きくなっていきます。 これだけデジタル技術(?)のスピードが上がった昨今、リサーチのソースが2年前とか・・アホなの?かなんなのか、ソフト系・コーディング系だったらセキュリティの心配もあってそんなエンジニアには依頼したくないっす。

なぜ使わないのか

って理由はわからないですけど。。最低でも中高で6年間英語を勉強しているはずなのに、なぜか使わない人が多い。単語レベルならわからないはずないのに毛嫌いするのはなぜなのか・・・先日母校(大学)で現役の学生さんと講評した際も外人さんを対象にしたデザインをしてても英語で調べたことがなかったり・・・。デザイナーのリサーチなんてGoogle先生に翻訳してもらう程度でも可能ですし、日本語で検索する必要性がない限りは一度英語で検索してみることをお勧めします。よ。

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