目次

  1. 前準備 
  2. VCO 1
  3. VCO2(今ここ)
  4. VCF1
  5. VCF2
  6. UI 
  7. 更新編

VCO、波形形成の続き。
今回は前回の記事で作った絵の元になるR / G / Bの生の波形をシンセっぽく加工できるようにして、それらを将来的にUI / コントローラーからいじれるようにする準備。

VCO=波形の詳細調節

今回の最終系はこんな感じ。
  1. サンプルレート : 波形のなめらかさ = 動き+色調のなめらかさ
  2. コントロールできるパラメーター : 各所の変化させたいパラメーターだけ吸い出した感じ。
    最終的にUIに振り分ける予定だけど全てを振り分けるかはまだ未定。
  3. 波形生成+Pattern CHOP内の項目で足りない追加の調整

サンプルレート

最小の1だと色面、数値を上げていくと解像度が上がっていくイメージ。

ちなみに引き伸ばす際のResolution TOPのinput smoothnessを変えると印象が変えられる。最終的にVCA(出力)のパートでUIからいじれるようにする。

Interpolate Pixelsの方がブラウン管テレビの滲んだアナログ感出るけど全体的にボケる。
Nearest Pixelはシャープだけどデジタル感強くなる

コントロールできるパラメーター 

基本はPattern CHOPの各パラメーターをR / G / Bそれぞれでいじれるようにしてある感じ。

Speed

R / G / B共通一括で波形をスクロール

おまけ:Count

ノイズなどSeed項が有効な種類の際にランダムSeedを動かす。
(Speedに連動)

Frq

R / G / B共通一括で波形の周波数調整

SorR / G / B

ミュージックシンセでいうSUSTAIN の略
(スペルみすってたので後で直します。。。)
各色の強度

offSetR / G / B

波形の開始位置をずらす。
3色同一波形にしてた場合は版ズレみたいな効果になる

typeR / G / B

波形の種類選択。
サイン・三角・ノコギリ・短形・パルス・ノイズなど。
UIと繋いだ際に選びやすくする予定。

SharpR / G / B

コントラストをあげて尖らせるイメージ。
Pattern CHOPになかった自作項目。
作り方は下記。

Pattern CHOP内の項目で足りない追加の調整

今回はコントラストをあげて尖らせたかったので
波形配列→チャンネルに分解→各チャンネルを自乗→配列に戻す
って処理を

  1. Shuffle CHOPで分解
  2. express CHOPで自乗
    自乗回数は親のBase COMPに作ったampパラメーターの値をConstant CHOPで取得+if文とmath.flootで整数化・偶数化
  3. Shuffle CHOPで再配列化

Shuffle CHOPで分解

MethodをSwap Channels and Samplesに

express CHOPで自乗

最終的にはこんな感じ。
右クリックでCustomize Component
任意の名前いれてadd pageでカスタムページを作って、add parでパラメーター追加

前準備でこの一連を入れてるBase COMPにパラメーター追加。
パラメーターの値は上記のコントロール用のConstant CHOPと紐づけておく。

math.floor(me.parent().par.Amp50) if math.floor(me.parent().par.Amp50)%2 == 0 else math.floor(me.parent().par.Amp*50)-1

Base COMP内Constant CHOPに作ったチャンネルの値を上記に。
math.flootで整数化、if文内2で割り切れたらそのまま・割り切れない場合は-1して偶数に。


以上VCO編終了。

今回のファイル : VCO_v2.tox
VideoSynth:GitHub

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